内向型が外向型社会を気楽に生きるコツ

こちらの記事の続きです。
内向型、エンパス、HSPなど、
刺激に敏感なタイプを指す言葉として、
記事のなかでは「内向型」で括って表記します。

違いを理解したあとに、
バランスを取る指針として両向型があると、
分かりやすいと思うので。

【内向型→(両向型)←外向型】

以前は、生まれつき変わることのない
脳の特徴だとされてきましたが、
自身の体験も踏まえて、
どちらのタイプも成長する過程で両向型に近づいていく
という見解を支持しています。

もともと内向型でしたが、外向型の社会に慣れたことで、
両向型に近づいたという感じですね。

(※こちらの診断も、仕事モードの自分はスコア100ですが、
プライベートな自分ではスコア88で、
基本的には内向型の気質が強いので、
エネルギーを復活させるために1人きりの静かな時間が必須です。)

そんなわけで、内向型が外向型に傾きすぎた社会をラクに生きるために、
日常のケアとして私自身が取り入れていることをご紹介します。

ポイントとしては、脳と腸内環境を最適化し、
ホルモンバランスを整える。
ストレスでダメージを受けた細胞を修復するために、
HSP(ヒートショックプロテイン)を活性化させる。
これに尽きると思います。

*****************
・ストレッチやウォーキングをする(20~30分)
⇒身体のコリをほぐす、自律神経の調整

・TVを観るのは必要最低限にする
⇒不必要な刺激を減らす

・お酒、食品添加物、薬剤(ケミカル)をなるべく摂らない
⇒肝臓の疲れによる肝鬱(かんうつ)の防止

・インスタント食品、清涼飲料水、加工品、白砂糖を避ける
⇒イライラ、だるさの防止

・ビタミンA,B,Cを積極的に摂る
⇒粘膜保護、神経強化、ストレス耐性

・チーズ、バナナ、ヨーグルトを食べる
⇒トリプトファンの補給、腸内の善玉菌を増やす

・40~42度のお風呂に首までしっかりつかって10分以上入る。
⇒ヒートショックプロテインの活性化

・ネットの長時間利用はしない
⇒電磁波の影響を減らす

・なるべく騒音の少ない場所に身を置く
⇒音による刺激を避ける

・電話やメールの通知音は切る
⇒音の刺激に反応してその前の行動を止めないため

・歌う、泣く、笑う、書く、
⇒言葉にできない感情を出す、自分の声で気持ちを落ち着かせる、
思考の堂々巡りをストップさせるために書き出す
*****************

細かいことを書けばキリがなさそうですから…(笑;)
基本の項目を書き出しています。

これらの基本ありきで、アロマやハーブ、キャンドル瞑想、
音楽鑑賞、知識探究、親しい友人と会うなどして、
心身の調和を保つよう心がけていますが、
結論として、殆どの心身のバランスの不調は、
「脳と腸」を最適化してホルモンのバランスを整えることで解決する。
という答えに行き着きました。

最適化というのは、まずは負担を減らすこと。
例えば、脳への負担を減らす一番の方法は、
「ネガティブ思考をやめる」

しかし、無理なポジティブ思考は反動もあるので、
なるべく安全で自然な流れでネガティブ思考をやめるには、
幸せの感受性を高めるホルモン(セロトニン)のバランスを整える、
セロトニンの生成には腸内環境を整えるのがベストだと気づき、
前述のケアを行うようになりました。

数年前までは寝付きが悪くて悩むことも多く、
「メラトニン(※眠りのホルモン)」のサプリメントを
海外サイトで購入したり、その他色々試しましたが、
今ではそのようなものは一切必要なくなりました。

敏感なお子さんの教育で悩んでいるママさん達からの
ご相談も寄せられるのですが、
遺伝やトラウマ、親や本人の怠惰、性格の問題などではなく、
脳のタイプ(どの部位が優位なのか)の違いと、
腸内環境(持っている体内酵素など)の違いが要因だと、
考えられます。

親御さんの好みの食事がお子さんの体質に合っていなくて、
ホルモンバランスが乱れている可能性も考えられるので、
(例:親=肉食が合う/子=魚介類や菜食が合う、
もしくは、親=加熱した方が合う/子=ローフード(非加熱)が合うなどの違い)

幅広く色んな食事を体験させてみて、
何を好んでいるかに注目してみると解決のヒントになると思います。
(食品アレルギーの場合は可能な範囲内の食材で調理法を変えてみるなど)

すべてにおいて言えることですが、
私は医師ではないので、他者への診断、診療は行えません。
あくまでも個人の体験談のシェアとして記載しています。
取り入れるかどうかはご自身の判断で行ってくださいね。

とにかく、自分にとって何が『気休め』になるのかを
見つけることが大切だと感じていて、
その気休めの軸は科学的根拠であれ、心理学であれ、
オカルト陰陽の世界であれ、スピリチュアルであれ、
気休めになるならば何でも良いと個人的には思っています。
(どれも行き過ぎは禁物ですけどね…笑!)

ちなみに私は自宅にTVを置いていないので、
TV嫌いだと思われることもありますが、
嫌いなのはワイドショーとニュースくらいで、
実家に帰ればTVも観ますよ^^。
(サスペンスドラマ、ドキュメンタリー、クイズ番組、徹子の部屋など好きです。)

それからどれも、「絶対!」とは決めずに、
なるべくというゆとりを持たせて、
食べたくなればインスタントラーメンも食べるし、
楽しい雰囲気ならばお酒もいっぱい飲むこともあります。笑!

人付き合いでは、極端な外向型とはなるべく関わらず、
自分にとって心地よい距離感を保つようにしています。

外向型は人に会う、話す、メールする…
何らかのアクションそのものがエネルギーになるので、
(内容は関係なく)コミュニケーションをとればとるほど、
元気になる傾向にありますが、
内向型としてはメール一つ返すにも、
気力を充電させる必要があるので、
社交辞令や挨拶だけの特に用件のない連絡、
つまり他愛もない、内容の薄いコミュニケーションに対して、
労力を費やすのが苦痛な場合が多いからです。

反対に外向型にとっては、
用件がある時だけ連絡する内向型の態度を失礼だと感じたり、
冷たい人だという印象を抱くので、
少なからずお互いに溝が生じやすい関係になります。

そもそも「楽しい!心地良い!面白い!嬉しい!」と、
感じる事柄が正反対なので、仕方がないと諦めましょう。

諦めたうえで大事なことは、
『内向型:傷つけられる/外向型:傷つける』
という一方的な関係ばかりではないことを理解する。

極端に敏感であるというのは、
同時に極端に鈍感でもあるので、
敏感さのアピールは悪いことではないけれど、
それによって知らぬ間に他の誰かを傷つけている!
ということを理解して受け入れる努力は必要だと思います。

敏感な身体を選び、親を選び、環境を選び、
全部自分で決めて生まれてきた!!という自覚をもちましょう。

この先も、どんな環境を選ぶのか、創るのか、
それは全て自分で選択できることです。

そして、自分の気持ちを超えて、
相手にとっては何が嬉しいのか、楽しいのか?を考えてみたり、
その中で自分にできそうなことをやってみると、
案外楽しめることもあって、面白いですよ。
(※決して無理はしないのがポイントです。
どうしても無理だと感じたら、スルーして関係を手放しましょう。)

私自身、自分が理解しさえすればいいやという思いが強かったので、
調べることや知識が増えることは好きだし楽しいけど、
発信は面倒くさいから…と、避けていました。

でも、いざ勇気を出して発信してみたら、
「読んで安心した!気持ちがスッキリした。」
と言ってもらえることが嬉しくて、
書くのは大変だけど、1人でも読んでくれる方がいるなら、
発信しようと思えるようになりました。

今後の時代の傾向としては、
外向型優位の社会を内向型に塗り替えるということではなく、
それぞれの違いを理解し合い、お互いの良い所を活かせる
社会になっていくのだろう、、、

というか、そういう社会になるように、一応は両向型として、
それぞれの橋渡し役ができたら嬉しいと思っています。

今夜は3月のスケジュール更新や、
ご要望のあったメールセッションを開始する件について、
記事を書こうと思いつつ、
電話セッションのクライアント様にblogの件を聞かれて、
内向型の記事の続きを書いていないと思い出しました…^^;

お待ちいただいてた方が他にもいらしたら、
お待たせして大変申し訳ありませんm(__)m

今回も読んでくださってありがとうございます♡

参考文献: 『腸内革命 - 腸は、第二の脳である』(藤田 紘一郎 著/海竜社)

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